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寒さ対策・冷え性改善におすすめの食べ物とセルフケア


寒くなってくると、「手足が冷える」「朝、体が固まって動きにくい」「肩こりが悪化する」という相談が整体院でも増えてきます。冷えは単なる不快感だけでなく、血行不良・筋肉の緊張・自律神経の乱れ によって、腰痛や首こり、頭痛などを引き起こしやすくなるため注意が必要です。今回は、整体的な視点から見た 冷え性改善・寒さ対策に効果的な食べ物と運動 を紹介します。



■体を内側から温めるおすすめの食べ物

●生姜・根菜類でポカポカに

生姜は体を温める代表的な食材。加熱すると「ショウガオール」という成分が増え、手足の末端まで温めます。紅茶や味噌汁に少し加えるだけで冷え対策に最適。また、にんじん・大根・ごぼうなどの根菜類は体を温める働きがあり、煮物や豚汁など温かい料理で取り入れやすいのが魅力です。

●発酵食品で腸と自律神経を整える

味噌、納豆、キムチ、ヨーグルトなどの発酵食品は腸内環境を整え、体温維持に必要な熱を生み出しやすい体へ導きます。整体でも「腸=自律神経」と考えられており、冷えとストレスがセットで起きやすい方におすすめです。

●たんぱく質は“体の暖房機能”

筋肉が多いほど熱が生まれやすくなるため、鶏肉・豚肉・卵・魚などのたんぱく質をしっかり摂ることも冷え性改善に不可欠。特に鮭やサバはビタミンも豊富で、冬場の体力維持にも効果的です。



■整体の視点からの冷え改善セルフケア

●ふくらはぎのエクササイズ(第二の心臓)

ふくらはぎの筋肉は血液を押し戻すポンプ作用があり、冷え性改善には欠かせません。
やり方:
つま先立ち → ゆっくり下ろす × 20回
これだけで足の血流が良くなり、むくみやだるさも軽減します。

●骨盤まわりのストレッチ

骨盤が固くなると下半身の血行が悪くなり、足先の冷えにつながります。以下のようなストレッチがおすすめです。
• 股関節まわし(左右10回)
• 軽いスクワット(10〜15回)
• お尻の筋肉を伸ばすストレッチ

これらは腰痛予防にも効果があるため整体でもよく指導されるメニューです。

●肩甲骨まわしで上半身の巡り改善

肩甲骨を大きく動かすと、首肩まわりの血流が一気に改善し、肩こりや頭痛の予防にもつながります。寒さで体が縮こまりやすい冬場に最適。



■まとめ

冷え性改善には、食べ物で体を温めること と 運動で血流をよくすること の両方が大切です。また、整体で体のゆがみや筋肉の緊張を整えると、さらに巡りが良くなり冷えにくい体を作れます。本格的な冬に備えて、できることから習慣化してみてください。

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