福島市で『大内転筋による不調』でお悩みでしたらヒロ整体院へ
こんにちは!ヒロ整体院の伊藤です。
今回は【大内転筋】という筋肉についてお話していきます。
まず大内転筋は、股関節内転筋群に分類されます。
股関節内転筋群は、大内転筋、恥骨筋、長内転筋、短内転筋、薄筋で構成されています。
その中でも今回お話する大内転筋はとても重要になります。
大内転筋は股関節内転筋群の中でも最も大きく体積の約60%を占めています。
そのため大内転筋に何らかの異常があるとお身体に様々な不調を引き起こしてしまいます。
どのような方が大内転筋に不調を起こすのかと言うと、
長時間デスクワークをする方です。
座っている時に腰に痛みが出る、座っている姿勢から立ち上がる時に痛みが出るといった場合、大内転筋が悪さをしていることが非常に多いです。
では、大内転筋とはどのような筋肉なのか?
大内転筋の始まる場所は恥骨、坐骨結節というところから始まり、大腿骨中央後面、大腿骨内側上顆というところまで伸びています。
大内転筋の働きは、名前の通り股関節の内転(太ももを閉じる)です。
ですが、内転以外にも股関節伸展(太ももを後ろに挙げる)、股関節屈曲(太ももを前に挙げる)働きもあります。
名前にもなっている⦅内転⦆の働きもですが、それ以上に⦅伸展⦆させる働きが強いのが大内転筋の特徴でもあります。
大内転筋は前部繊維と後部繊維があり、それぞれ違う神経により支配されています。
前部繊維は閉鎖神経、後部繊維が坐骨神経の支配を受けています。
つまり、足が痺れているといった坐骨神経痛をお持ちの方で、太ももの裏や外側をいくら治療しても治らない方は、もしかしたら太ももの内側のある大内転筋が悪さをしている可能性が考えられます。
・デスクワークを長時間する方
・座っている時に腰に痛みがある方
・座っている状態から立ち上がる時に痛みが出る方
・足に痺れがある方
もし、上記に当てはまる症状をお持ちでしたら【大内転筋】に異常がある可能性があります。
その際は是非当院に一度お越し下さい。